九州、宮崎県の南部を中心に活動するクラブです。

パラグライダーって?


パラグライダーの簡単な紹介です。
始まりは?。
60年代アメリカ人のパイロットのジェルバルトと言う方が飛行機の翼が布で出来ていたら?と作成したのが始まりだそうです。
普及したのは。
78年頃からフランスの登山家やスカイダイバーが山からこれを使って下山(飛ぶ)するようになったのがスポーツとして発展するようになったのだそうです。
現在は。
F.A.I.(国際航空連盟)が1987年にパラグライダーをグライダーやハンググライダー同様に公式に認め、国際技能証の発行を決めたので、日本もJ.H.F(日本ハングライディング連盟)の組織の元にライセンス規定を定め、スカイスポーツとして発展しています。
日本でも2002年7月末現在で約120,000の各パラグライダー技能証(下記参照)を発行しているそうです
飛ぶのに必要な物(装備品)について。
これはスクールでの初期練習を除き、個人で購入し保有する必要があります。個人の保有品(中古等)では責任が持てないのでスクーリングしてくれない場合も有りますので初心者の事前購入には注意が必要です。価格はあくまでも新品の定価ですから参考程度にお願いします。中古も有りますが・・。
キャノピー(パラグライダー用の飛行するパラシュートの事です)
これが無ければ飛べませんね、乗る方の体重や技量に応じて色々なサイズや種類があります、国産は少なく輸入品が殆どです、又二人乗り用のタンデム機とかエンジンを背中に背負って飛ぶ用の物もあります、価格は様々ですが、30万円程度から50万円ぐらいと言うのが普通です、
ハーネス(人がぶら下がって座る為のシートです)
昔はスカイダイビングに近いベルトだけの簡単な物でしたが、最近は落下時の衝撃吸収のために腰から背中にかけてゲブラーやカーボン、ポリカーボネイドといった複合材とショックを吸収するためのウレタンフォーム(ムース)等の緩衝剤を組み合わせた物が殆どです、さらに現在は車に使われるエアーバッグと同じように空気のクッションを使う物が多くなってきています、価格は7万円〜10万円程度です。
ヘルメット(高いところを飛ぶので必須です)
最初はスケートボードで使うような感じの物(ぱら用)を使用しますが、安全のためにはフルフェイスタイプでぱら専用の物が良いです、顔面が開放されていて音が良く聞こえる様に耳の所に穴が開いている物です、超軽量で6−700g程度しか有りません、練習用は6000円程度、フルフェイス約2万円〜3万円
シューズ(高いところから降りるのでしっかりした物が必要です)
トレッキングシューズ等の様にくるぶしの所までしっかり保護するような物で且つ走りやすく衝撃の吸収に優れた物が良いです、ぱらのラインが引っかかる様な物は好ましくありません、専用の物は価格約3万円〜5万円
無線機(高高度を飛ぶには必須です、声が届きませんから)
通常アマチュア無線のライセンスを取得し、430Mhzの周波数帯域を使用します、話しやすく耳元で聞こえるように小型のハンド・スピーカマイク付きで使用します、色々な物が各種メーカーから出ていますが、3万円から7万円程度ぐらいです。
緊急用パラシュート(万が一の場合に備えて安心のために)
通常は有りませんが万が一乱流で潰れたり、異常姿勢になった場合に使用します、高高度飛行をするには必要です、価格は8万円〜10万円
手袋(手の保護と防寒です)
パラグライダーのラインは、強力なアラミド繊維で出来ています素手では滑らすと手が切れます、手袋も必須です、最初は軍手でも結構ですが普通は革手袋とかぱら専用の物を使用します。
ウエアー(長袖&長ズボンが基本です)
慣れないうちは良く転びます(^^;、と言う事で肌が露出していると小さな生傷が絶えません、薄手でなくしっかりした生地の物が良いですねデニム地のような、冬場は防寒も必要です、特に専用の物で無くても結構です、但し技術が上がって高いところを飛ぶようになると常に風を受けていますし、100mに付き1度気温が下がりますので専用の物(フライトスーツ)が欲しくなります、機能的にも良くできていて靴を履いたまま脱ぎ着出来るようになっています。価格は3万円〜6万円
レスキュー・セット(万が一木の上に降りた時に降下する時使用する物)
登山用のザイル、カラビナ、エイトカン、シュリンゲ、ホイッスル、工具、のこぎり等がセットになっている物です、当然使用方法をスクール等でしっかり習ってから使用しなくてはいけません、助けてもらう為にも保有するのは義務だと私は思っています。価格は1万円〜1万5千円
以下は必須では有りませんが、有ると便利な物です
バリオメーター(精密な気圧昇降計で目や音で上昇下降を教えてくれます)
パラグライダーが上昇して飛んだ所より高く飛ぶのには必要な器材です、飛行時間や獲得高度等の色々な記録も出来るようになっています、オプションで飛行速度を測ることもできる物もあります又GPSと連動する物も有ります、価格は5万円〜15万円
GPS(自分の位置や対地速度等を計る物です)
記録が出来て自分の飛んだ軌跡がパソコンに繋いで見ることが出来ます、大会等ではパイロンの通過の証明にも使えます、レベルが上がったら必要に成るかもしれません。価格は3万円〜7万円程度
ライセンス(技能証)について
パラグライダーのライセンスは、以下のとおりに分類されます
練習生A級(A級)技能証
正しいテイクオフとランディング、安定した直線飛行が出来るレベルの技能証。
練習生B級(B級)技能証
より安定した操作が要求され、テイクオフでは風向きによりキャノピー(パラシュート)を修正できなければならない、ランディングも予定地点よりあまり外れないように飛行し、また安定したS字飛行が出来るようなレベルの技能証。
練習生は、指導員または飛べる資格のある人(責任者)がいない場合は飛行できませんし、飛行してはいけません、、あくまでも練習生の段階ですから。
ノービスパイロット(NP級)技能証
サンデーフライヤーとして、サーマルソアリング(熱上昇風を使った長時間飛行)ができるまでの資格。
パイロット(P級)技能証

より高度な飛行技術(異状飛行状態の修正、急激な高度処理等)を習得し、他の飛行エリアでも自由に飛行が可能になるレベルの資格。
クロスカントリー(XC級)技能証

距離飛行や上級競技(大会)に参加するための資格
タンデム技能証
他の人と二人乗りで飛行するための資格です。
家族や友人と飛行することが出来ます
(二人乗りできるパラが必要になります)
補助動力技能証(各ランクが同様に有ります)
エンジン付きで平地からでも飛行が可能になります
また、燃料の有る時間だけ長時間の飛行が可能になります。
(補助動力のエンジンセットと、エンジン用に合ったパラも必要です)
もっとパラグライダーに関して詳しく知りたい方は、こちらをご覧下さい
フライトを見学されたい方は、電子メールで連絡するか、エリア情報に書いてある会長かひげに電話下さい、気軽に見に来ても良いですよー。
!!注意!!
以上のことからも分かるとうり、パラグライダーは個人一人で勝手に飛べるものでは有りません、それは即事故に結びつきます、適切な指導の元に練習をして、技能証を取得し皆さんと楽しく安全に飛行する事が大事だと思います。


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